アドバイザーNEWS 2026年1月
医療費控除と保険金、意外と知らない関係
病院にかかると、思った以上に医療費がかかります。入院や手術だけでなく、通院や薬代も積み重なると家計への影響は大きいですよね。
そんなとき、「医療費控除で税金が戻る」と聞いたことはあるけれど、保険金を受け取った場合はどうなるのか、意外と知らない方も多いです。
医療費控除とは?
医療費控除とは、1年間に自分や家族が支払った医療費が一定額を超えると、所得からその分を差し引ける制度です。
所得から差し引かれることで、結果として支払う税金(所得税や住民税)が少なくなります。簡単に言えば、「自己負担した医療費が多いほど、税金が少し戻ってくる」という制度です。
保険金を受け取った場合は?
ここでポイントになるのが、保険金を受け取った場合は控除対象から差し引く必要があるということです。
例えば、1年間の医療費が10万円かかり、医療保険から5万円を受け取った場合、控除対象は自己負担分の5万円だけになります。
控除は「自分が実際に支払ったお金」に対して適用されるため、保険金でまかなわれた分は控除できません。
なお、死亡保険金や満期保険金など、医療費に関係ない保険金は控除に影響しません。ここは混同しないよう注意しましょう。
正しく控除を受けるには?
医療費控除を申請するには、まず医療費や保険金の領収書・明細を整理することが大切です。
申告時に慌てて計算するより、年間を通して記録しておくと安心です。
最近はスマホアプリで医療費をまとめられるサービスもあります。活用すると、計算もスムーズです。
まとめ
〇 医療費控除は「自己負担額」に対して適用される
〇 保険金で補填された分は控除対象から差し引く
〇 医療費に関係ない保険金は控除に影響しない
〇 領収書や保険金明細を整理しておくと安心
知っているだけで差が出る、ちょっとお得な知識です。
ご注意
本記事は一般的な情報提供を目的としています。
具体的な税務判断や申告内容については、税理士や所轄の税務署にご確認ください。

